マチコのベビまち日記

主に不妊治療について書いていこうと思います。不妊治療頑張っている人と繋がれたらいいなぁと思っています。いつどんなことをするのか、どれくらいお金がかかるのか、など情報提供もしていきたいと思います。

体外授精の採卵について

14日に、「採卵は16日」と告げられて、私の採卵日が決定しました。

 

卵巣の様子を見ながら採卵日が決まるので、2日前まで採卵日は分かりません。

働いている身にとっては辛いことです😢

 

病院の先生と相談して、念のため採卵日の当日に加え、翌日も午前中は仕事を休むことにしました。

 

そしてドキドキしながら迎えた当日。

採卵は10:30からですが、9:00に来るように言われていました。

なんと夫も時間休をとってくれて、車で送ってくれました。

 

病院に着いたら、まずは夫の精子の入ったカップを検査室へ持っていき、検査技士さんに渡しました。ここまでは人工授精と同じです。

その後、2階の個室の病室に案内されて、着替えをしました。何かの時のために点滴を入れました。横になって休むように言われて、一時間弱休みました。

 

 看護師さんに呼ばれて、手術室へ。

一般的には静脈麻酔で、深く眠っているようなぐらいの麻酔下で採卵するそうですが、私の場合はたくさん、卵子が育っている状態だったので、時間もかかるので腰椎麻酔になりました。

 手術台のうえで横向きになり、寝ながら三角座りをするような格好になって、背中を丸めます。そこに針をさされるわけですが、これが結構痛い。

 

 しばらく待って、麻酔の効き目を確認するのですが、緊張のせいか麻酔が全然効かない。。。冷たさも感じるし、自由に動かせる。もっと待っても変わらないので、念のためにとったいた点滴のルートから、静脈麻酔も追加。

 

 そこからはなんの記憶もありません。

 

 起きたら病室でした。目が覚めたのは12:30。早く帰れる人で14時、遅い人で18時、と言われていたので、「私早くない!?やったー!」と思いました。

 何度か看護師さんがいらして、血圧を測ったりしてくださったのち、13:30に外来のところへ行って診察を受けるように言われたので、着替えて1階へ。

エレベーターに乗って待合室の椅子に座ったところまではよかった。しかし、次の瞬間激しい頭痛と吐き気が。痛みに耐えながらトイレにかけこみ、嘔吐。

 といっても、午前0時から飲食禁止で、採卵後目が覚めて飲んだオレンジジュースしか私の胃袋には入っていない。

 待合室に戻るも、気持ち悪さが抜けず、看護師さんに声をかける。「麻酔のせいだ」ということでベッドに寝かされました。

 寝ている体勢とだいぶ楽で、しばらく眠りました。看護師さんが夫の職場に連絡をとってくれて、17時くらいに夫が到着。なんとか体を起こし、車イスで診察室に行くも、診察室でもさらに吐く。

 卵巣がかなり腫れているということや、明日以降さらに腫れたら入院になるかもしれないと説明を受けて、その日は帰ることに。

 

 しかし、その後椅子に座って会計を待っているときも頭の痛さと吐き気がとまらない。横になっていたら楽なことがわかっていたので、とにかく早く横になりたい一心で、会計を夫にまかせ、私は車へ。しかし車までの道のりが辛すぎた。全然歩けないのである。頭の中身を下にぐーっと引っ張られるような痛みと吐き気。数歩進んで吐き、最後は這うようにしてなんとか車までたどり着いた。

 後部座席に寝転ぶと少しよくなった。ただ、家につくまでの車の揺れは辛かった。

 家に着くと、夫が先に降りて玄関から数歩のところに布団を敷いてくれた。なんという優しさ✨車から降りてほんの少し歩いたら布団という環境を作ってくれたおかげで無事布団まで自力で移動できた。

 

 これが私の採卵当日。思っていたより壮絶だった。

 

途中からですます調じゃなくなっちゃった。まぁいいか。