黄体ホルモンの膣錠について
凍結した受精卵を子宮に戻す際の膣錠の話・・・。
受精卵が子宮の内膜に着床するには、内膜が厚いまま維持されている必要があります。その維持に貢献しているのが黄体ホルモン。からだに水分を取り込みやすくするはたらきのあるホルモンなので、ダイエット中なんかは、この時期にはむくみやすいのでなかなか結果につながらない、なんて話もよく聞きますよね。
内膜にもたっぷり水分を含ませてふかふか状態をキープするそうです。なので、着床と妊娠の維持の確率を少しでも上げるために、受精卵を子宮に戻す少し前から、毎日膣錠を自分で入れ続けるのです・・・。
膣錠の価格設定が本当にうまくできていて、簡単に言えば、「楽なものほど安い」のです。
膣錠には数種類あり、
それぞれ、1日何回投与が必要か
投与後に安静にする必要があるか
投与のしやすさ(錠剤を膣の奥に入れやすくするためのアプリケーターがついているかどうか)
という特徴が異なっています。
教員という仕事をもち、昼休みなんてあったもんじゃない私にとっては、1日3回投与しなければならないものは排除されます。
それで、1日2回もくしは1回のものにしぼられるわけですが、1日2回のものは、投与後最低でも20分の安静(横になって過ごす)が必要ということで、朝仕事の前にそんな時間をとるのはきついな、、、ということで排除。
1日1回のもの1択に。
私のいっている病院では、1日1回の投与でいいものは1種類しかなく、安静にする必要はないうえに、アプリケーターまでついているという親切仕様。
親切だということは、つまり高いのです。
1日1回しか投与しないのに、1日1300円。
一番安いものは1100円。
200円しか変わらないなら、いーじゃん!
と思われるかもしれませんが、
この膣錠、最長で約8週間毎日投与することになります。
200円の違いとはいえ、56日間となるとそれなりの差となるわけです。。。
ひえ~。